HIRA'S DIARY

日常を記録しています

深夜特急1 香港・マカオ

 

あらすじ。

私は、インドのデリーからイギリスのロンドンまでの旅を企てた。デリーに行く前に立ち寄った香港とマカオ。香港は人や夜店の熱量に圧倒され、マカオでは博打にのめり込む。

 

感想。

すごくおもしろかったー!

これは当時juice=juiceの金澤朋子(かなとも)さんがBookstand TVという番組でお勧めしていたので読んでみました。

私もなんだかんだ海外旅行はそれなりに行っているものの、ガイドツアーのような安全安心旅行ばかりなので、バックパッカーの人はこんな旅をしているのかなと考えるとそれも素敵だなと思う。

予定を作らずに、でも何かを求めてふらふらしたっていいじゃないか。偶然に身を任せてみようじゃないか。地図を持たずに歩いてみようじゃないか。そんな「私」の強い意思を感じるし、たとえば暇な休日にそんなふらふら歩きをしてみたくなる。

好きなシーンはいくつかあるのですが、ひとつ印象に残ったところを取り上げてみます。香港・マカオ編でありながらインドのシーンですが…

「私」がインドの安宿にだらだらと長く居付いてしまったある日、隣のベッドのフランス人の横顔を見た時に、そのあまりに疲労が滲んで虚ろな目をした様子に、驚く場面があります。

(引用)

早く、できるだけ早く、ここから出ていかなければならない。(中略) インドにいる限り、いつかはピエールのようになる。どこかの安宿に沈澱し、動く意欲すら失ってしまうだろう。そうだ、もう出発すべき時なのだ。私はいつもと違う勢いでベッドからとび起き、寝袋を片づけはじめた。(中略) 私は、実に久し振りに、体のすみずみまで気力が満ち溢れるのを感じていた。

私はこれを読んで、絶対にあと1年で今の職場を変わろう!と決心しました。(笑)